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花火写真愛好家向け黒帯コース

花火を撮るならまかせておけ! そんなアナタも難問の数々にはらはらと落涙することでしょう。なにもそこまで、そんなことまで知らなくても ………。この道もなんと荊な奥の細道。たとえ果敢な挑戦が勇気ある敗退に終わっても、きっとアナタの写真には感動的な花火の大輪が刻まれているにちがいありません。
以下の各設問は一般的(正統的な)な花火撮影の場合です。
Q1 下記の語群から選んで次の空欄を埋めよう。
★一般的な花火撮影において、撮影ポイントは花火打ち上げ地点から[ ]から[ ]メートル離れた地点がほどよい距離で、花火の形や[ ]が表現しやすい。この時の使用レンズは地上から入れた場合、[ ]位置でおおむね[ ]から[ ]ミリの間になる(35ミリカメラ換算)。
★ISO100のポジフイルムの時、一般に平均的な絞り値は[ ]前後になる。
★ISO[ ]以上のハイスピードフイルムは花火撮影では[ ]がその理由として[ ]ことと粒状性が[ ]ことが考えられる。
★望遠で寄せたときと実際に近くで撮ったとき、花火に接近すればそれに伴い、絞りを[ ]ことが必要になる。
★割物花火一発を撮るときには[ ]は写っていなけれればならない大事な点である。
★花火を適正に、下部の夜景も十分に抽出したいときは、花火の露光の[ ]で[ ]か[ ]をして夜景部分を補う。
★比較的風が強い日の場合、撮影ポイントは[ ]に選び、フレーミングにおいても[ ]の流れる方向を考えなければならない。
★絞りによって写像は変わるが、一般に絞りこんでいくと星の光跡は[ ]なる反面、色あいは[ ]なるがそれ以上では[ ]なる。
語群 100 200 300 400 500 色 大きさ 高さ 変化 縦 横 斜め 
28 35 50 70 85 4 5.6 8 11 16 良く用いられる 一般的でない 
色が飛ぶ 発色が良い 良い 悪い 開く 閉じる 花火の全体 爆発の中心 星の変化 前後 中間 前露光 後露光 露光補正 追加露光 風上 風下 風を避ける 星 風 気流 細く 太く 深く 浅く ほどほどに 明るく 暗く 適正に 
Q2 次の花火大会のそれぞれにおいて定番撮影ポイントはどこになるか?ポピュラーな場所を一ヶ所挙げよう。
例・利根川利根川駅側土手上、有料観覧席脇など具体的な場所で答える。
  
大曲全国花火競技大会
長岡祭り大花火大会
みなと祭り国際花火大会
諏訪湖湖上祭花火大会
教祖祭PL花火芸術
宮島水中花火大会
東京湾大華火祭
熱海海上花火大会
熊野大花火大会
びわ湖大花火大会
Q3 写っている花火の大きさが同じなら、遠くから望遠で撮っても、近くで広角で撮っても写像の質は同じと言えるでしょうか?違う場合の理由は何でしょう?
Q4 雨上がりなどの湿度が高いときの花火撮影の問題点にはどんなことが考えられるでしょう?
Q5 ズームレンズ使用時の利点と注意点は何が考えられるでしょう?
Q6 次の文章を読んで正しい操作、対処と思うものには○誤りである場合は×をくれて理由又は正しくはどうするかを答えよう。
★[ ]ロケハンの時、撮影ポイントは脱出しやすいように、通路や階段の近くを選ぶ。
★[ ]点滅系は半絞り、フラッシュ系(花雷)などはおおむね2絞り以上絞り込む。
★[ ]一般的に水上花火、水中花火などは横位置狙いである。
★[ ]花火露光中は時計などを見て、正確に露光しなければならない。
★[ ]三脚の背丈が足らない場合は、センターのエレベーター部分をめいっぱい伸ばして高さを稼ぐ。
★[ ]撮影中は常にファインダーから目を離さずに花火を観る。
★[ ]撮影中はこまめにレンズ面をチェックし土埃などをクリーニングする。
★[ ]400メートル離れた地点からの二尺玉は28ミリまたは35ミリの縦位置となる。
★[ ]花火の高度感(上がっている高さ)を表現するには、より近くで広角を使って撮らなければならない。
★[ ]昇り曲を綺麗に入れるには4〜500メートル離れるのが望ましい。
正解
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