花火野郎の観覧日記2025

観覧日記その7 9/13
第38回 利根川大花火大会

  
茨城県・境町

    

ミュージックスターマイン
Shining in the night sky
野村花火工業株式会社

ミュージックスターマイン
Shining in the night sky
株式会社紅屋青木煙火店

エキシビジョン
ミュージックスターマイン
百花乱舞 株式会社ワキノ
アートファクトリー

エキシビジョン
ミュージックスターマイン
百花乱舞 株式会社ワキノ
アートファクトリー

ミュージックスターマイン
夜空に願いを込めて
野村花火工業株式会社

ミュージックスターマイン
夜空に願いを込めて
野村花火工業株式会社

ミュージックスターマイン
夜空に願いを込めて
野村花火工業株式会社

特別企画 未来への共創
4大花火師の初の共演
至高の尺玉

スーパースターマインの競演
季四彩極の本日、呼鳴
株式会社山負潔ホ製造所

スーパースターマインの競演
儚き光
野村花火工業株式会社

スーパースターマインの競演
儚き光
野村花火工業株式会社

スーパースターマインの競演
儚き光
野村花火工業株式会社

スーパースターマインの競演
Enjoy with Emotion
株式会社マルゴー

ミュージックスターマイン
THE SAKAIHANABI 2025
株式会社山負潔ホ製造所

ミュージックスターマイン
THE SAKAIHANABI 2025
株式会社山負潔ホ製造所
    
 境町のメイン会場の有料席はいっそう高価になった。おそらく主催が委託販売する有料席では日本有数の高価格帯。そして対岸五霞町の指定席(駐車場付き)も昨年改悪されて高かったのに、さらに値上げされていた。当然駐車券だけの販売は無く、駐車券無しの指定席か駐車券付きの指定席かどちらかしか無い。一番安いカメラマン席(駐車券付き)は20,500円。五霞町会場はマルシェの案内図でわかるようにほぼ真横位置。ワイドが売りの大会でこれで金をとるってなぁ。
 交通の便が最悪の場所なので車は必須。しかし駐車場はなんとメイン会場の有料席を買った者だけ予約サイト(軒先パーキングWEBサイトによる有料予約制)で予約できるシステム。一般無料駐車場は無し、という設定。近隣の「道の駅さかい」もとうとう開催日は駐車場を閉鎖という荒技発動。これは仕方ない。花火観覧目当ての車が午前9時の営業開始以前に深夜から駐車場を花火終了まで占拠して道の駅本来の機能が果たせない。同様の措置は道の駅五霞でも起こるだろう。すでに昨年、営業開始からそこに車を停めて徒歩30分もかかる花火会場に向かう客がいたくらいだから。
 さて私はというと、境町、五霞町、関宿町いずれも車を駐めるだけでそんな大金は出せないし道の駅に迷惑もかけられない。無料の観覧ゴメンナサイ。ここはさすがに地元圏内なので、事前場所取りから無料駐車場まで地の利を生かします。それで駐車場所は遠く離れた位置にして(路駐ではありません)、徒歩と自転車でがんばる私。折り畳みの自転車を車に積み込み、場所確保やトイレの往復に使うつもり。とはいえ普段自転車なんか漕がないから足への負担は大である。知り合いは高価な高性能電動自転車とかキックボードとか使って楽ちんそう。同じ駐車場所内には他府県ナンバーが多く、中には片貝まつり初日終了から直行したと思われる長岡ナンバーも。自転車で場所取りに向かったおかげでもうほんの少し会場に近いところに新たに駐車場所を発見したのでよかった。
 実際は撮影場所の確保のために仮三脚と敷物を運んだ時しか自転車は使わなかった。場所取りに行くと、五霞側の堤防道路は昨年は両面とも綺麗に夏草の草刈りが済んでいたが、今年はけっこう伸びていた。しかし背丈を見るに、一度大規模に刈り取ったのでは無いかと思った。場所によってはそのまま撮影可能な背丈だった。それでも先着の撮影組は持参した草刈機で大規模に伐採していた。昨今は充電式の安い草刈機があるらしいが、それを買ったところで集合住宅住まいの私には普段使い道がないしなぁ。私は少しだけ茂った草を薙ぎ倒してシートを敷いた。
 本番撮影時の往復は徒歩。駐車場所からは私の足で30分近くかかった。夕刻に機材を運ぶと場所取り時とはうってかわって堤防道路上は夥しい三脚の万里の壁。その壁際を延々と進む。関宿橋から五霞の有料席近くまで撮影に適した範囲は写真家の私が考えるに南北1,500メートルくらいのエリアだと思うが、1キロメートルの幅があれば余裕をもって三脚を立てても300本以上は楽勝だからいったいここにはどれほどの三脚があるのやら。私の撮影場所は昨年とだいたい同じ。花火列までは約1,500メートルほどか。良いのは打ち上げ列に対してほぼ裏の正面向きであること。
 この日私的な最大の誤算は、裏手だからと実況放送を頼りにしていたFMレシーバーがまさかのバッテリー切れ、ということに機材を運んでから現地で気がつく。出がけに充電状況を確認し忘れた。手持ちのモバイルバッテリーでは充電も電源供給も出来ないやつだけに、終わった。うはぁ、進行アナウンスも楽曲も全く聞こえない彼方でどうやって打ち上げタイミングを知ればいいというの。使ったことのないスマホアプリのradikoをあわててインストールするが、そもそも花火会場、携帯の電波状況が悪すぎて使い物にならない。あぁカンでやれというのね。普通は近隣で誰かがFMラジオをガンガン鳴らしているというに、こういう時に限って撮影者も一般客も莫大に多いのにあたりは静かそのもの。
 17時を過ぎて轟音と共に、航空自衛隊百里基地より飛来のT-4練習機2機によるフライトが行われた。打ち上げ場所、観覧場所中心に何度か旋回飛行して去っていった。ブルーインパルスと同じ機体だが、都内などでははるか上空をフライパスするけれど、それよりずっと低空を飛んでくれたので迫力があった。
 午前中に駐車場所に到着したが、その後繰り返し雨に見舞われて待ち時間はほとんど車内で過ごした。場所取り後の帰り道も雨。午後も降ったり止んだりで一日中はっきりしない空模様。天気予報とはうらはらに結果としては打ち上げ中もたびたび雨に見舞われて、すぐさま傘を用意して、カメラを護らなければならないような疲れる観覧と撮影の晩だった。有料席なら傘など使えないけれど私の周りでは皆さん傘を使っていた。カメラバッグなどにもシートをかけて雨対策。
 三脚は1本カメラも1台きり。近隣では同時にスマホで動画を録ったり新しいメディア使う撮影者も増えている。花火を映像にという趣味も多様化しているなぁ。
 オープニングは青木煙火と野村花火の共演で素晴らしかった。どれが青木でどれが野村かという判別は難しいと思ったが、普通に野村から青木という流れか。エキシビジョンの丸玉屋小勝煙火店もワキノアートファクトリーも魅せてくれた。とくにワキノはやはり一風変わったカラーの花火を繰り出してくれて、まだまだこういうのに感激できるのだと嬉しくなった。丸玉屋小勝は凝った時差式などを使っているものの大玉が皆無なのが惜しいかな。
 各社12発ずつという途中の4大花火師共演の尺玉プログラムを期待していた。しかし4業者が例年のように1発ずつ順に打ち上げるのだと思い込んでいたが、「共演」か。メイン3箇所からの打ち上げは、すぐにそれが4社を混ぜて打っているのだと気がついて、構図なども変更した。豪華だけど勝手に少しがっかりした。各業者単独で名品を見たかったなぁ。
 エンディングの山崎煙火のワイドは過去いちの内容だと思った。打上幅はともかく、従来からの良質な山崎の持ち玉に新たな品種が増えた感じで種類も多くて演出も進化していて素晴らしかった。
 例年なら大渋滞して、特に物流トラックのドライバーの凄まじい怒りを買っていた関宿橋が終始スムースに流れていた。私も一昨年同じ場所でわずかの距離(たった1.5キロメートル)に3時間かかり、結局メイン会場の有料席を諦めたほどの渋滞。これは関宿側を渡りきったところでこれまで直角にカーブしていちいち関宿城址近くを通らなければならなかった道路に、そのまま直進して境大橋に向かえるようにな道路を新設して改善したからだろう。効果は絶大。境大橋が混むのは同じだがその直前の信号に阻まれないからトラックなどはスムースにそのまま進めるようになったからだと考える。
 風向きは終始南寄り。境町メイン会場側はひとプログラム終了ごとに猛烈な煙だった。煙の塊がゆっくり奥に流れていく。おそらくメイン側でたびたびそれが捌けるのを待ったのだろう。プログラムごとの合間が開いて、終了20時20分近く。かなり進行が押した感じだ。
 止め打ちの雷で終了を確認後撤収して、来た道を戻り、車を出したのはもう59分になっていた。そこからは渋滞もなく自宅までは20分ほど。
 

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