花火野郎の観覧日記2019

観覧日記その1 1/2
ツインリンクもてぎ 花火と音の祭典 “New Year Fes”
〜音とキレイがいっぱい〜

  
栃木県・茂木町



メイン打ち上げ列
     

7〜10号ラインの一部

パドックレーン

撮影場所から

第1部 上州彩風

第1部 上州彩風

第2部 四季光彩
春の情景「八重桜」

第2部 四季光彩
夏の情景「潮騒の唄」

第2部 四季光彩
秋の情景「柳に満月」

第2部 四季光彩
冬の情景「里山の忘れ柿」

第3部 星空に大輪の煌めき

第3部 星空に大輪の煌めき
五重芯と冬の星々

第3部 星空に大輪の煌めき

第3部 星空に大輪の煌めき
三重芯、四重芯、五重芯

第4部 呟き星々の詩

第4部 呟き星々の詩

第4部 呟き星々の詩
     

第4部 呟き星々の詩

第4部 呟き星々の詩

第4部 呟き星々の詩
    
 宇都宮駅でピックアップしてもらい、愛好家仲間と14時過ぎに現着。例年なら早々と到着しているのは花火愛好化氏が多いのだが、今年は一般客がその時間にかなり入場してにぎわっていた。エントランスに近い一般駐車場もけっこう埋まっていたし、既に現地のアトラクションを楽しむ客も多かった。飲食ブースのあたりのテーブルや椅子もほとんど埋まっている。ツインリンクも新規のアトラクションや施設が次々にオープンまたは2019オープン予定で、もうモータースポーツと花火だけではなく、自然の中で遊べるテーマパークとして充実しつつあるようだ。花火以外のイベントも多く、以前のように花火開始まで食べるしかすることがないのとはだいぶ違っている。
 北方向の風予報から第2ターン側に三脚を置きにいくが、既に相当な数の三脚が立ち並んでいて、合間にようやく場所を確保。それから2年前の2017年の時と同様に、縁があってまずは打ち上げ現場を訪問させていただいた。ほとんど準備は終わっていたようだが、まだ何人ものスタッフが筒の側で作業中だった。
 プログラム主軸の打ち上げ列は20メートル間隔で19箇所、最大380メートル使った設置。これを見させていただいた後、小幡花火店の車で、その後方の7〜10号の打ち上げ列、一番観客に近いパドックレーンに設置された庭園花火の設置も案内してもらうことが出来た。パドックレーンでは小型煙火を減らし、トラと星打ちが軸となった打ち出しとのこと。2017年にはあった地割れスターマインだがさすがに乾燥しきった冬公演では炎上の恐れもあるので今回は無し。
 グランドスタンド側に戻ってからは軽く食事をして、あとは各地から集まった愛好家氏達と新年の挨拶と歓談で過ごす。日が落ちるとかなり冷えてきた。風は予報通り北方向だが、打ち上げ中は弱い感じ。
 1998年に始まった花火の祭典、私は2回目から皆勤賞ではないもののずっと観覧してきた。いくつものプログラムが新しく考案され、残ったものも一度きりのものも本当に多彩な打ち上げを見せてもらってきた。今、愛好家だけでなく多くの観客が詰めかけて花火とイベントを楽しんでいて、客が集まるかどうか不安だった開始当初が嘘のようにこの催しもすっかり定着したのだと感慨深い。
 またまた人の車に乗せてもらうに三脚2本持ってきた。カメラも2台で縦と横。縦は16ミリだが左右が厳しいかな。保険のように横は14ミリワイド。こっちは構ってられないので画角固定のまま。レリーズだけは2台同時に。
 昨年同様に花火前にジャズバンド「ハッピートーク」によるジャズの生演奏が行われた。オーバルコースのストレート、グランドスタンド正面に敷物をしいてその上での演奏。しかしさすがプロだなぁ。この寒気の中でしかも野外で楽器演奏とは。金管などは触れるだけでも冷たくて大変そう。私など指がかじかんでレリーズの操作さえままならなく、使い捨てカイロで暖めながらの撮影だというに。
   
ジャズバンド「ハッピートーク」によるジャズ演奏-最終の曲が終わったらすぐに打ち上げ開始、とアナウンスされた。
第1部 上州彩風(じょうしゅうさいふう)
第2部 四季光彩(しきこうさい)
    春の情景「八重桜」、夏の情景「潮騒の唄」、秋の情景「柳に満月」、冬の情景「里山の忘れ柿」
第3部 星空に大輪の煌めき
第4部 呟き星々の詩
 
 第1部で土浦出品作が披露された。私は第2部のラストで初めて「里山の忘れ柿」を直に見ることが出来た。大曲の内閣総理杯であり、諏訪新作でも披露されたが見る機会が無かったので嬉しい。花火の背後ではオリオン座やふたご座、牡牛座のプレアデスが昇ってきており、季節を感じる。その煌めく星々の中に咲く割物の数々は素敵な光景だった。多重芯も綺麗なフォルムで決まり、モノクロームの花や天竺牡丹といったオリジナルも披露されて、3部は充実した内容。第4部ではいよいよパドックレーンを使った星打ちが盛大に織り込まれた。ラストは錦から銀とおなじみの流れ。銀ワイドで全打ち上げ箇所を使ったフィナーレとなった。
 帰りは同じく宇都宮駅まで送り届けてもらった。やはり客が多いようで、南ゲートを抜けるのに渋滞で少々時間がかかった。私は駅で夕食をしてから帰る。正月早々に良い花火を見られて新年の幕開けとしては最高だった。今年度の花火の祭典は今回を除くと8月11日の夏公演が予定されている。
   
      菊屋小幡花火店様、準備中に現場を訪問させていただきありがとうございました。
 
    
    

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