花火野郎の観覧日記 2018

観覧日記その4 2/4
河口湖・冬花火 2018

  
山梨県・富士河口湖町



   


それでも富士を入れて撮ってみる



富士山上空にオリオン座
   
 2015年の冬花火以来だから、3年ぶりか。河口湖は車で自宅から往復300キロに満たない距離で、順調なら1時間半ほどでIC側のメイン観覧会場の大池公園に着く。問題は高速道に圏央道を使った時の通行料金で、河口湖までの通行料はなんとさらに100キロメートルもよけいに走る関越道を使って長岡ICまで行くより高い。そんなだから費用的に河口湖はなかなか行けない場所だ。かといって下道では途中で挫折しそうだ。
 待ち時間にすることもないから、14時過ぎの遅めの出発。現地は晴れ予報だが、鶴ヶ島JCを過ぎるあたりまで雨だった。今夜は富士山を照らす月の出が遅く、花火終了からさらに1時間ほどもかかる。したがって富士の山体を写すのは困難なので、離れて河口湖大橋の向こう側の2箇所だけ撮るような位置をあらかじめロケハンしてあった。
 現着は16時過ぎ。近くに公共の駐車場が見当たらないがなんとか駐車。外はけっこう風が強くかつ冷たく、これが夜まで続いたら厳しい撮りになるかも。辺りにはまだ雪が残っていた。氷点下で雪降りになった昨晩より風がある分こっちの方が寒い。幸いに車で待機中に風も穏やかになり助かった。付近をロケハン中に近場に公共のWCも見つけて良かった。河口湖上空は航空機の航路にあたるのか、ひっきりなしに旅客機が通過し、その音が絶えず聞こえるような場所だった。
 湖岸は遊歩道が綺麗に整備されて、低い街路灯も完備されていた。足下はしっかりしていたが、大池公園のメイン打ち上げ場所まで約2キロメートルと遠間の狙いなので、椅子に腰掛けた高さで三脚を構えブレ対策。
 辺りは観光スポットというわけではないが、富士山の見晴らしは良いので、入れ替わり立ち代わり観光客がやってくるが、交わされている言葉は全てが中国語と聞こえた。打ち上げ5分ほど前になってやはり中国語の一行が10人ほども突然近くにやってきて、どうやら花火見物らしい。
 最初10分ほどは引きの画角で富士山を入れて撮ってみて、途中から河口湖大橋中心に2箇所の打ち上げ場所に寄せて撮る。途中八木崎公園の打ち上げも混じって、都合3箇所(常時ではない)からの打ち上げだった。
 終了後は星が綺麗だったので、30分ほど星空を撮影してから車を出す。帰路はきっちり1時間半で帰宅。

    

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