花火野郎の観覧日記2018

観覧日記その17 8/7
第30回 神明の花火

  
山梨県・市川三郷町


晴天です

道の駅富士川でとりもつ定食

オープニング

10号

煙が・・
   
 往きは早めに出たのに、圏央道のあきるの市あたりで工事渋滞に阻まれ、通過に1時間もかかった。それにしても家を出てから東北地方に豪雨をもたらした前線の影響かずっと雨模様だ。そして中央道に入ってもさらに雨。ところが山梨に抜ける笹子トンネルを出ると、なんとまぶしいくらいの晴天。青空が広がっているではないか。なんとか午前中に富士川町に着いたものの、利用する予定の道の駅は既に満車状態。そして天気がよいのは嬉しいが猛暑だった。ここ何度か利用している撮影場所に三脚を運んでから道の駅で昼食。このいち往復だけでも大汗をかいた。
 17時頃に機材を運んで準備。するとこの間に増えていた三脚のひとつが知り合いのもので、しばし歓談してから花火本番を迎える。
 メイン会場では堤防の有料席エリアの後ろのグラウンドに出店エリアが在る。このグラウンドは夜間照明付きだが、例年は消灯するその夜間照明が点いたままだった。これについてはアナウンスが聞こえて、なんでも警察の指導で点けっぱにするとのことで、ご了承ください、と述べていた。
 例年ならプログラム最初の方で10号単発打ちがあるけれどその記載が無くやらなかった。しかし途中で10発程度それが挟まり、いずれも綺麗に見えて良かった。そしてメッセージ花火で打ち上げられる名花もやはり良かった。
 風は予報に反して南東風でそのままなら申し分無かったのだが、プログラム半分も進むと風向きが変わり、予報通りの緩い北風に変わってしまった。向きはどちらも横風程度で問題ないが北方向に変わってからまったく弱くなってしまったのだ。
 後半プログラムは、弱い風向きと停滞する煙に打ち込む形。テーマファイヤーやエンディングという終盤の美味しいプログラムは全滅。せっかく素晴らしい玉が使われているのに残念なコンディションだった。煙越しなので、光量も落ち、発色も綺麗に見えない。特に数の多い4号、5号開花域では退かない煙の塊に飲み込まれて無惨だった。
 昨年も観覧しようとして平日休みを取ったが台風で一日順延して観覧できなかった。今年も台風が心配されたが無事に晴天のもと開催されたのは良かったが風に泣く結果。夢のようなひとときと思えた2016年。花火玉もさらに進化しているのにこの晩はこのコンディションで感動が無かった。帰宅後もHDDに写真データは移したものの、現像どころか画像を見る気さえしなかった。
 高速インは21時50分頃。快調に帰るはずが、山梨県を出ると往きのように雨模様。そして圏央道に分岐する八王子ジャンクションにさしかかる頃、降りがひどくなって進路表示も見にくいほど視界が悪くなった。そして気がついた時には圏央道に入る分岐を横に見て通り過ぎていた。やっちまったぜ。従来のように首都高周りで新宿経由で帰れるが、現在はそういうことをすると高価な圏央道を通るよりさらに料金が高くなる仕組みになっている。所用時間の問題より料金が問題だ。けっきょく往きより1500円ほども余分にかかって午前0時すぎ帰宅。

    

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