花火野郎の観覧日記2018

観覧日記その15 7/29
2018 第36回 蒲郡まつり納涼花火大会

  
愛知県・蒲郡市


打ち上げ場所

開幕10号一斉打ち

三尺玉1発目

三尺玉2発目

水上打ち込み〜Fire on the day

大玉連発〜花連打

大玉連発〜花連打

ワイドスターマイン
〜Paradice Has No Border

ワイドスターマイン
〜Paradice Has No Border
   
 当日の午前8時発表の開催可否を確認してから自宅を出る。逆走台風12号のせいで、全国でこの週末の28日土曜日開催の多くの花火大会が中止や順延に追い込まれた。私も前日は桑名に行く予定が、台風の予報をみてホテルをキャンセルし行くことは無かった。蒲郡にしても順延すれば翌月曜開催となり、そうなるともう観に行けない。幸いに台風通過に伴い、予定通り開催と発表された。
 事前に担当煙火店より、打ち上げ場所などがだいぶ変更になった旨の連絡をいただいた。その要因は安全距離の関係。グーグルアースで会場全体を見てみると、昨年まで蒲郡緑地北東側に隣接する空き地だった場所、西側の広大なエリアに、これまた大きなモータープール(駐車場)が2箇所出来て無数の車やトラックで埋まっているのがいるのがわかる。モータープールというのがよくわからないが、公共の巨大駐車場というより例えば工場出荷の完成車を一時ストックしておく場所、そんな感じか。だから常時みっちり車が入っているようだ。これが新設されたことが結局、打ち上げ場所の安全距離を圧迫した格好になったのが、今年の打ち上げ位置がずいぶん違うことになった真相だ。安全距離の関係からこれまでのように8号や10号の大玉が自由な位置に置けなくなった。開幕の10号10発一斉は、このことから半分のスペースしかとれなくなった。8号や10号の大玉が埠頭東側でしか打てなくなったのだ(三尺玉位置は変わらず)。
 実際の打ち上げ全体を通して見てみると、大玉連発やワイドにともなう大玉の打ち上げ位置が東側にずれて、観覧位置によってはアンバランスな見え方になったのは致し方ない。その分小玉の配置や量でバランスを取ることに苦心した打ち上げ空間になっていた。この場所的制約の中で担当煙火店としてはそうとう設置位置を工夫したのがわかる。
 日中はかなり風が強かったが、花火開催時の風は少し弱まり、東側からでおおむね右横流れ。カメラは2台仕様。現着は14時過ぎで例によって夕刻までは市民会館内に暑さよけで避難していた。
 三尺玉に翻弄された晩だった。1発目の19時50分の三尺玉が何らかの要因でなかなか打ち上がらない。それが始まりだった。そうしているうちにプログラムを次に送るでなく飛ばして進行させた。三尺玉は結局3発ともトラブルで、プログラムに記載された時間に上がらなかった。3発目の三尺に至っては最終ワイドスターマインのラストに被せるように打ったものだから三尺の一部にはスターマインの一部が引っかかるようになり、絵的に駄目だった。
 三尺が打ち上げられないたびにプログラムを飛ばしたり、途中で三尺を再度点火したり。アナウンスは良く聞き取れない位置だったので、とうとうどこを進行中か一時見失ってしまった。
 今回はFMレシーバーを忘れたのがミス。現地の撮影場所に立つまで昨年はFMラジオを使って進行を聞いていたのを失念していた。当日の朝まで開催されるかどうか、やきもきさせられたせいもある。予定通りやるかやらないか、そればかり気にしていた。しまったと思ったが後のまつり。会場のアナウンスは明瞭には聞こえない場所だ。だから進行が切れ切れにしかわからず、プログラム通りでなくなった三尺玉に翻弄され(つまりいつ打つのかがわからない)。だから三尺用のカメラは他も撮るつもりだったのに、三尺固定のような扱いになって、役割が制限されてしまった。
 しかし台風の影響も残った中、無事に予定日に開催されたのは良かった。担当煙火店の持ち玉は全て無事に消費されたと見た。早朝からの設置は台風の余波で波しぶきが飛んでくるような現場だったらしい。そのおかげで素晴らしいパフォーマンスが予定どおり見られたことには感謝したい。帰りの蒲郡駅は整列規制され、大変な混雑だった。あきらかに以前よりお客が増えている感じだ。ホームに上がるまで炎熱の耐久地獄。泊まりは例年通り豊橋で22時過ぎに到着。
    

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