花火野郎の観覧日記2014

観覧日記その17 9/6
第32回 全国新作花火競技大会

  
長野県・諏訪市


びい玉
吉原健吾(静岡)作
田畑煙火株式会社

びい玉
吉原健吾(静岡)作
田畑煙火株式会社

さくらんぼ
西だ昌弘(長野)作
有限会社太陽堂田村煙火店

雷華
柿本尚輝(山梨)作
株式会社マルゴー

Diamond In Your Heart
西澤公介(長野)作
株式会社紅屋青木煙火店

マリーゴールドの花
丹波俊介(岐阜)作
株式会社村瀬煙火

Pastel of Hearts〜想いのままに〜
飯田茂雄(山梨)作
株式会社齋木煙火本店

Pastel of Hearts〜想いのままに〜
飯田茂雄(山梨)作
株式会社齋木煙火本店

情熱の彩り
小幡知明(群馬)作
有限会社菊屋小幡花火店

Spring Snow
加藤克典(愛知)作
加藤煙火株式会社

Spring Snow
加藤克典(愛知)作
加藤煙火株式会社

moving illusion
新堀雄一(茨城)作
野村花火工業株式会社

白銀の世界へようこそ
阿曹恒彦(福島)作
有限会社菅野煙火店

諏訪の桜の雪化粧
加藤峰之(岐阜)作
高城煙火株式会社

諏訪の桜の雪化粧
加藤峰之(岐阜)作
高城煙火株式会社

ミュージックスターマイン

水上スターマイン Kiss Of Fire
  
 まったくこの日は、往き帰りの車からみの話だけで観覧記が一杯になるほどに翻弄された。まずは往路、中央自動車道の事故通行止めをまともに食らう。
 自宅を出たのは午前5時過ぎ、しかしこれより早く4時45分に中央自動車道大月〜勝沼間で事故発生。新設の桶川、北本インターを初めて利用する。花園よりは近いけれど、下道で入り口まで50分ほどかかる。圏央道を使うため直近の久喜インターより諏訪までの所要時間が短いのと料金が若干安いためだ。高速に乗った時点で早々に通行止の表示が。しかしそこにたどり着くまでには解消しているだろうとタカをくくって車を進めるが、なんと結果から言えば5時間ほども通行止め。車7台がからむ大事故だったらしい。
 大月JCには午前7時過ぎには達していたが、その前からほとんど動かない渋滞。大月インター分岐では「ここで降りよ」の強制排出指示。それから国道20号に降りて再び勝沼から中央道に復帰するまで、完全な渋滞を2時間も味わう。諏訪の現地には楽に9時頃に着けると思っていたのに、2時間ロスしてヘロヘロで到着。さすがに電車で来ればと何度も思いましたよ。2〜3日前にネットで見たら帰りの夜行は余裕でお席を確保できたわけで、その方が良かったかもと後悔しながらも久しぶりのガチの渋滞も楽しい。
 帰りはというと、花火終了直後、まだ機材を片付けている最中に雨が落ち始めた。遠くの駐車場までたどり着く頃にはずぶ濡れ。出庫できたのが21時30分。すぐに渋滞になるが諏訪では抜け道を知っているので、普通なら諏訪インターまで1時間以上かかる渋滞区間を回避、22時ちょうどに中央道に入る。
 しかし高速に入ったとたん凄まじい土砂降りのまっただ中。ワイパーは最高速度。ラインは見えず、道路の両端もよく見えない。どこを走っているのかよくわからないほど視界が悪すぎる豪雨だった。往きに渋滞で消耗し、花火観覧をして、もう体力がすり減った。帰りはどこぞのSAで寝ながら明け方にでも付けばいいや、と考えていた。事実疲れてすぐに眠くなると思っていた。しかし瞬き一つ。よそ見一瞬で死にそうな土砂降り走行。眠気どころじゃなく目を凝らしていなければ走れないほどのひどい雨だった。結局長野から山梨県内はずっと豪雨。いやいや過去の経験からみても間違いなく浴びている時間の長さからもダントツの夜間土砂降り走行。日中も同等の走りはあったけどさすがに昼間はもっと良く見えるからなぁ。
 談合坂SAでトイレ休憩を取ったがそこから少し小降りだった。しかし結局自宅に帰り着くまでずっと一度も晴れ間の無い雨だった。寝ながら帰るどころじゃなく、視界不良の緊迫感で結局ほぼノンストップで走り通した。自宅最寄りのインターで降りたのが0時10分。往きはあれほどかかった高速道があっという間だった。
 諏訪へ向かう道のりは快晴で行楽日和。11時前に着いた現地も好天だった。車で諏訪も何年ぶりだろうか。駐車した合同庁舎近くの田んぼには借り入れを待つばかりの稲穂がたわわに実り、すっかり秋景色。
 石彫公園の有料席を買っておいたが、ゲートインのための行列に参加しなければ。先頭を切っている人に話を聞けば、前日の午前6時とか23時とか勝負にならない猛者が占めているのだった。2時間くらいロスらないで早く着いたからといってさして順位に差はないと思い知る。
 午後2時から有料席オープンの準備が始まり、午後3時に合図の花火とともに順にゲートイン。目星を付けていたあたりに先に入った一般客がずらりと折り畳みチェアを並べて先に場所取りしてしまい機先を制された。三脚なら10本立つところに折り畳み椅子が5客。まぁ早い順だから文句もいえない。その椅子の脇になんとか三脚をこじ入れて試合終了。
 しかし知り合いに何人か出会ったものの、私のすぐ両サイドには写真屋さんは居ないし、一昨年のように同じ場所に三脚が林立という風にならなかった。あまり愛好家の皆さんを見かけないので、やり直しの三国詣での方も多いのかな、と思った。順延したから三国に行かれるようになった方もいるはず。私は諏訪に来るだけでも費用がかかるのに三国なんて無理無理。
 午後3時30分になるまで有料区画から外に出られない。それから再入場券を貰って出ることができる。こうして場所を確保してから機材を取りに向かった。
 風向きが西や西北西と、予報と実際が合致している感じで、その向きだとメイン観覧席は風下。石彫公園に居ても今夜はまともに煙を浴びそう、と感じる風向きだった。三脚1本だけで場所取りに来たが、コンディションを考えるともう1本増やすかどうか考えものだった。合同庁舎の駐車場まではざっと2.5キロメートル。片道20分くらいだが、三脚だけ持って場所取りしたあと、車に機材を取りに戻っているからこれを2往復したことになる。都合10キロメートル。往きに渋滞で消耗した割にはよく歩いたなぁ。
 往復40分ほどかけて機材を運搬。結局三脚は2本にした。戻る頃には石彫公園もみちみちに客が座りこんでいた。18時頃いったん東風にもなったが、打ち上げ中は南西くらいの弱い風で、まぁ横風だけど煙の捌けが悪いコンディション。
 初島を正面に見ているような位置だけど、斜め打ちのせいで10号は微妙に発射位置と開花位置がずれる。弾道もぶれるからずいぶん斜めに飛ぶ玉も比較的まっすぐ飛ぶ玉もあり、構図が難しい。今回は3号10発と10号2発はきっちり撮り分けることにした。10号はいわば斜め後ろに飛んでいるので、垂直に打つより開花高度が低くなる。出品作によってはずいぶん低く開くものものあり、湖面に盛大に星を蒔いていた。すると3号と重ねて撮ると開花位置も重なってしまう場合があるからだ。
 Kiss of Fireはやはり地響きと共に来る爆圧の迫力が何とも言えない。しかし水上開花の玉もいまいち綺麗に咲かないのが惜しい。かつてKiss of Fireはもっと美しい開きだった気がするのだが。  20時30分終了の予定が、20時前に競技は終わってしまった。あとは5号100連打と、ミュージックスターマイン、Kiss of Fireで終了だから早い進行だ。
 後から思えば雨になることを予定して、早めに進めたのかもしれない。だとすれば運営グッジョブ。それくらいピッタリに全打ち上げ終了直後に降り始めた。カメラを片づけている最中にポツポツ来て、ただちにレインウェアに着替えて、バッグにも雨対策を施す。なにせ駐車場まで長い。愛好家仲間に挨拶して歩き始めると直ぐに本降りになった。
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